11月の抜粋(11/28より)
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なぜ社員教育・飲みニケーションに年1億も使うのか!?
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武蔵野を辞めた社員が、他の会社に行って、また戻ってくるということは、
なかなかありません。
一度辞めた人は、戻ってこない。
そこで、いま、どうしているかというと、
コミュニケーションを
しっかりとって、人が辞めないようにしています。
わが社では、教育研修費に
1億円使っているのですが、
そのうち
25%は、普通の会社でいう「教育」のお金。
そして、
懇親会費に同じ25%を充てています。
“お酒を飲むことに
2,500万円”も会社のお金を使っているのです。
世間一般の会社では「
自分達のお金で酒を飲め」が普通です。
いわゆる社員教育では【
教える】ですが、1対1の飲み会では
【
教わる】ことができます。
教えてもらっている時には大勢だから、聞くことができません。
ところが、少人数なら「先輩、これはどうやっているのですか?」
「僕は、課長になりたいのですが、どうすればいいですか?」などと、
【
教わる】ことができます。
大勢の勉強会では【
伝える】ことをしていますが、
飲み会なら【
伝わる】のです。
「お前は、こうしないと能力はあるけれど、出世しないよ」
「こうしたら、彼氏(彼女)ができるよ」と、【
伝わる】。
懇親会で、【教わる】【伝わる】を繰り返し行うことで、人が定着します。
もうひとつ。
教えてもらうときに「座学」では、わからないので、現場で教えます。
『インターンシップ』です。
私の著書は、座学の本ではなく、
【現実・現場】です。
教えてもらった人達が、自分の会社でどういうふうに実行しているか
という
『お客様の社長の声』が入っているから、わかりやすい。
だから売れているのです。
P.25 0124
【浮気】
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一度したら元の鞘(さや)にはおさまりにくい。
お客様も他社にとられると、また元に戻すのに時間がかかる。
■書籍「【改訂3版】 仕事ができる人の心得」より
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お客様サービスをしっかりしなければ、他の会社に取られてしまった
お客様は、戻ってきてくれないことが多いのです。
社員のみなさんも、いつも行きつけの
飲み屋さんでアタマに来る
ことがあったから…と、他の飲み屋さんに変えたとします。
その後、元の飲み屋さんに戻るか? といったら、戻りませんね。
しかも、
お酒はやめるか?と聞けば、やめません(笑)
では、
新しく行った飲み屋さんで、居心地は良いでしょうか?
飲み屋さんも、ダスキンレンタル・
営業も、同じです。
行きつけのお店では、「このお客さんは、こうだ」、
「この店の大将(ママ)は、こういう人だ」と、
“お互いに学習”をしている。
だから、“居心地が良い”のです。
新しいお店、お客様は、
学習をしていないから
居心地が悪い。
(居心地が良かった)元の飲み屋さんに戻りたいけれど、
自分からは戻れない。
そこでお店が「しばらくお顔が見えなかったので、寂しかった」
などと言ってくれれば、
嬉々として戻ることができます。
お店側がそう言うのは、タダです(笑)
同様に、解約をされて、お客様が他の会社に変わったとしても、
居心地が悪かったり、
新しい担当者がイヤだったりすることもあるのです。
わが社を退職した社員やパートさんでも、3ヶ月くらい経って
元の仲間が食事に誘って話をすると、またわが社に戻ってくることがあります。
こんなに従業員のことを考えている社長は、他にはいません(笑)
お客様も、そうなのです。
もちろん、
浮気されないようにするのが一番です。
(ある朝の早朝勉強会にて)
参考: 小山昇の実践用語集(ビジネス用語CD・DVD)