7月の抜粋(7/24より)
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教える人が一番勉強になる
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いま、わが社では
「お世話係」が、新人教育を担当しています。
「お世話係」は、教える前に少しだけですが、勉強をします。
だから、教える人が一番勉強になります。
学習塾の先生たちは、
生徒を持ってから自分で勉強をします。
生徒達がわからないと、なぜわからないのだろう?
と、また勉強をする。
それを5回くらい繰り返すと、良い先生になります。
アルバイトの大学生の先生でも同じです。
このように、
よくわかっていない人が教えても良いのです。
教えられるほうも、教えるほうも、どちらも勉強になるからです。
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P.195 0154(0948) 【教える】
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ちょっとレベルの上の人が教える。
新人には少し前に入社した人が教える。
上司は教えるのを見ている。
教える人が一番勉強になる。
レベルが違いすぎると、教えてもらうほうは理解できない。
社長が新人教育をするのは最悪です。
■書籍「改訂3版 仕事ができる人の心得」より
CCCメディアハウス刊
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新卒社員や中途社員に教えるべきは、仕事ではなく【単語】です。
わが社では、入社2年目の先輩が、新人のお世話係として【単語】を教えます。
教えてもらった人は、
「こういうことを教えてもらった」と稟議を提出します。
そして、教えた人に、
1ヶ月目は10,000円、
2ヶ月目は5,000円、
3ヶ月目も5,000円と、
手当が出る仕組みにしています。
その「教えたこと」が、後日、マニュアルになります。
次に「お世話係」になった人が、
「お世話係」、「教えること」をキーワードにしてデータ検索すると、
そのマニュアルが出てくるので、「こういうことを教えれば良いのか!」
ということがわかります。
教えながらお金の決裁もして、
人が育つ仕組みにしているのです。
さて、その決裁されたお金(計20,000円)ですが、
「教えた人」のお財布に入るのかというとそうではなく、
それを資金にして、新入社員を連れて飲みに行きます。
結果、赤字にはなりますが(笑)、みんな文句は言いません。
(ある朝の早朝勉強会にて)
参考:小山昇の実践用語集
(ビジネス用語CD・DVD)
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