2020年01月14日

★ 小山昇氏のメールマガジンより!


12月の抜粋(12/18より)
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小山昇が斬る! 本日のカン違い
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業務効率「だけ」を考えるなら、
すべてデジタルで行うにかたくはありません。

ところが現実の業務においては、
効率を追っていてはむしろ完遂が遠くなることが
往々にしてある。

たとえば気持ちを伝えたいとか、
言外の言を読み取ってもらいたいとかいった場合は、
デジタルではなかなかうまくいかない。

いや、むしろ逆効果になることさえあります。
  
デジタル・アナログの使い分けの基本はこうです。
「お客様と接するところはアナログで、なるべく効率悪く」

なぜならば企業は、特に中小企業は、お客様に
「私どもはあなたを大切に思っています」
という気持ちを伝える必要があるからです。
 
デジタルで処理すべきはお客様の目の届かないところ、
すなわちバックヤードです。
これこれの在庫はどこの倉庫にどれだけあるのかとか、
いつ・どこで・なにを・どれだけ
お買い上げくださったのかといったことですね。

これは可能なかぎり投資をして、
デジタルで武装をするといい。
 
繰り返しますが、デジタルもアナログも
それぞれに一長一短がある。
それを見極め、しかるべく使い分けることが大切です。
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P.5 No.0004(-) 【IT】
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インプットはデジタルで、アウトプットはアナログで。

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あなたは部下にメールで指示を出します。
「これこれのことをやっておくように」。
それで部下がきちんと仕事をすると思いますか? 

ありえません。

あなたがメールで指示を送っている限り、
それは認知すらされずに流されるのです。
認知がなければ実行・遂行など望むべくもありません。

これは由々しき事態です。
命じたことが実行されなければ、以降それは
命じたことは実行しなくてもいい
という方針になってしまうからです。
 
でも、指示がアナログ的に、
つまり紙にプリントされて
部下の目の前に貼り出してあったらどうですか。

これはもう絶対に目に入ります。
「気づかなかった」なんて逃げ口上も通りません。
となれば嫌でも実行せざるを得ない。
 
つまり「アウトプットはアナログで」とは、
絶対にやらなくてはいけないことを、
絶対にやらせる仕組みです。

マネジメントのうえで肝心かなめとなるところは
アナログ的な対応でないと駄目です。

(ある朝の早朝勉強会にて)




posted by 安川社長 at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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